Chromebook に Linux をインストールする

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以前、Chromebook Acer720 に Ubuntu を入れた話を書きましたが、
追記でごちゃごちゃしたり情報が少し古くなったりしたので、
改めて現在の方法で書き直します。

はじめに

chrx を用いて、Chromebook にLinuxのデュアルブート環境を構築します。 インストールできるディストリビューションは Ubuntu をはじめ、その他派生OSが選択できます。 筆者の環境は Chromebook Acer C720 ですが、それ以外の多くのChromebookにも対応しているようです。詳しくは以下のリポジトリへ。

reynhout/chrx

基本的に本記事は上記のREADMEをなぞったものです。

リカバリ用USBを作成

必須ではありませんが、何かあったときの復旧用に予め作っておきます。USBを挿入し、「chrome://imageburner」にアクセスして、あとは画面の指示に従うだけ。

デベロッパモードの有効化

まずはデベロッパモードを有効化する必要があります。 この方法は端末ごとに多少異なるようです。 以下はAcer C720 の場合。

電源を入れるときに「ESC」+「Refreash (F3)」を押しながら入れると、リカバリモードで起動します。

この状態で「Ctrl」+「D」。確認画面がでるので、「Enter」。データが全て消えますので注意。数分後に自動的に再起動した後、デベロッパーモードになります。

起動後は「Ctrl」+「D」で通常の ChromeOS が立ち上がります。 初期化されているので再びネットワークの設定をし、利用規約的なやつに同意。

ここで、Googleアカウントにログインはせず、「Ctrl」+「Alt」+「→(F2)」を同時押し。 するとCUIが立ち上がるはずです。

「chronos」と打ってEnterでログイン。パスワードはきかれません。次からはいよいよLinux のインストールになります。

chrx を実行

以前の記事では ChrUbuntu を利用しましたが、その後継といえるのがchrx のようです。 基本的なやり方は似ています。

初回の実行(インストール準備)

chronos でシェルにログインしたら、以下を打ち込みます。

curl -Os https://chrx.org/go && sh go

うまく実行されない場合、おそらくネットワークの設定がされていないんじゃないかと思います。 ChromeOSに戻ってネットワークの設定を確認してみてください。

さて、上記スクリプトが初回の実行の場合、途中でディスクのパーティションサイズを聞かれるはずです。 数字を打ってEnter。筆者は16GBにしました。 もともと全体でSSDが32GBモデルだったので、とりあえず半分に。

インストールするディストリビューションによって容量は異なりますが、だいたい2〜4GBほどはOSに持って行かれます。 正直16GBモデルだとデュアルブートは厳しいのでは。

これが終了すると、再起動が行われます。

(とはいえ、上記作業は 古い chrubuntuにて実行済みのため、chrxではどのような挙動になるのか未確認です。おそらく同様だとは思います。)

これで Linux インストールの準備が整いました!

インストール

再度「Ctrl」+「D」でChromeOS を起動し、ネットワーク接続を確認したら「Ctrl」+「Alt」+「→(F2)」でシェルを起動し、chronosでログイン。

もう一度、先ほどのコマンドを実行。

curl -Os https://chrx.org/go && sh go

ちなみにここでオプションを指定でき、インストールするディストリビューションの選択などが可能です。

-dでディストリビューションの選択。 galliumos, ubuntu, lubuntu, xubuntu, kubuntu, edubuntuから選べるようです。 デフォルトでは lubuntu。 軽量のためおすすめされています。なお、 Ubuntu は Chromebook で動かすにはサイズも大きく動作もすこし遅いため、おすすめできないとのこと。

GalliumOS というのは Chromebook に最適化されたディストリビューションらしく、インストール時間も最も短いらしいです。

GalliumOS is in BETA but is available for testing now.

ということで、ベストだけどまだベータ版。 今回は興味本位で GalliumOS を選択してみました。

curl -Os https://chrx.org/go && sh go -d galliumos

この他のオプションは公式の説明を見てみてください。

あとはインストールが完了するのを待つだけ。 環境にもよると思いますが、1時間もあれば終わりました。

無事にインストールが終了すると、再起動を促されます。
起動画面で「Ctrl」+「D」を押すと通常の ChromeOS が、「Ctrl」+「L」を押すと Linux が立ち上がります。この画面は次回以降起動するときに毎回出てきます。
ちなみに Default の D と Legacy の L のことだとどこかで見た気がする。

初期ユーザ名、パスワードともに chrx でログイン。

GalliumOS

第一印象

アイコンとかも洗練されており、かっこいい。
今時の Linux もおしゃれになりましたね。
WindowsやChromeOSと同様の位置にスタートメニューがあり、そこからアプリケーションを起動できます。

Chromebook に最適化されているというだけあって、ちゃんとタッチパッドも効くしスリープからの復帰も大丈夫。
前回わりと苦労したのでこれは嬉しい。

動作も軽量です。 電池持ちは未確認。

キーボードショートカット

Chromebookの検索キーでスタートメニューが開くと思いきや、開かない(笑)

ちなみに、検索キーと同時にChromebookの音量調節キーや画面輝度調節キーを押すことで、ちゃんと各種機能が働きます。

パッケージマネージャ

Synaptic Package Manager というものがデフォルトで入っているようです。 とりあえず、何も考えずに mozc をインストール。
ついでにいらないものを削除。

あとはお好みで。

chrxは現在も積極的に開発が行われているようで、期待が持てます。

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Posted on 2015/12/27 Sun. 21:59 [edit]

category: IT関連

tag: chromebook 

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